AIRプログラムで、2月8日から3月21日まで滞在および調査活動をしているアントニ・ムンタダス氏の講演会をkawamata Hallにて開催しました。1942年生まれのムンタダス氏はバルセロナ出身で、現在はニューヨークを拠点に活躍する著名なアーティストです。本講演では、横浜滞在の中間報告として、ひとつの言語を別の言語に移し変えるという「言葉の翻訳」を、言葉に限定しないで、時代や場所でも置き換えてみるという「On Translation」、及び最近制作をしている「AsianProtocols (Korea, Japan, China)」の二つの作品を中心に氏に説明していただきました。日本語通訳には東京藝術大学名誉教授の木幡和枝氏にお願いしました。
ムンタダス氏の日本語の文献は少ないため、氏の世界各地での政治や権力への風刺を含む多彩なプロジェクトを日本語で聞ける非常に貴重な機会となりました。
ダンサーを迎えてのクロッキー会vol.11 2015年2月22日
2月22日、Kawamata Hallにてダンサーを迎えてのクロッキー会が開催された。
動き、踊るモデルをどう描きとどめるか。
11回目となる今回は、イデビアン・クルーの中村達哉氏と山海塾の松岡大氏によるダブル・モデル。
そもそもこのクロッキー会は、橋村至星氏の発案のもと、ハンマーヘッドスタジオ新・港区で始まったもの。
他ジャンルのクリエイターがともに活動する場だから自然に生まれた会だ。
もはや建物もなくなった新港ピア(元新港区)だが、現在でもこうした会が継続されている。
新・港区のアーティストの橋村至星氏の強い意志とそれに共感する人々によるものだ。
今後も定期的に開催予定とのこと。興味のある方は是非ご参加を。
https://www.facebook.com/dancecroquis/
対馬アートファンタジア報告会 2月21日 150221
日韓の国境に位置する対馬で、2011年から対馬市主催で開催されている「対馬アートファンタジア」。企画運営を行っている広島市立大学芸術学部の教授である伊東敏光氏、 チャールズ・ウォーゼン氏をお招きし、展覧会の様子をスライドをみながらお話を伺った。参加作家たちは対馬で滞在制作し、対馬の材料を用い、対馬をテーマにした作品が多いとこと。また年々韓国の参加作家が増えてきており、古くからの交流の十字路である対馬で価値観の異なる人たちの新しい交流がアートを通して展開されてる様を垣間みることができた。
今後は来年度の開催に向け、恒久的に使用可能な古民家を確保し、アーティスト・イン・レジデンスの準備を始めいるとのこと。またアジアの他の地域との連携も取り、アジアにおける文化交流の一つの拠点となる事をめざし活動を進めていくそうだ。BankART1929が継続して行なっている「続・朝鮮通信使」も対馬は幾度か滞在したことのある重要な場所。これからも対馬アートファンタジアの活動と連動していきたい。
1.27 韓日クリエイター合同展示会「etteda」8th 日本展 NYK/2Aギャラリー 日付:1月27日(火) title: 韓日クリエイター合同展示会「etteda」8th 日本展
日韓の合同展示会「etteda(イッテダ)」が本日よりオープンしました。
ettedaとは、日韓両国の若手クリエイターがチームを組み、国境・ジャンル・学校という枠を超え、新しい交流の展開と技術・表現力の研鑽を目標に行なっているプログラムです。今年も、日本から12作品(韓国人留学生4作品含む)、韓国 から10作品が集まり、現在韓国人が、12名横浜に来日し、滞在しています。
最終日2月1日(日)には、プレゼンテーションとトークセッションがあります。
トークセッションゲストには、「ギャラリーQ」の上田雄三氏、作家の袴田京太朗氏、etteda OBで「Gallery 工房 親」の坂井俊之氏が登壇されます。プレゼンテーションも含めて、日韓同時通訳で行なわれるそうです。
是非ご参加ください。
トークイベント詳細
http://etteda.jimdo.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B1%95%E8%A9%B3%E7%B4%B0/
BankART school 村田真「戦争と美術」スタート 2015年1月26日
敗戦70周年となる2015年は、各地で戦争と美術を巡る展覧会が企画されている。また東日本大震災以後、アーティストの社会的役割や責任が今までより問われるようになった。こんな時代だからこそ、もういちど「戦争と美術」について考えてみようということで、村田真校長コーディネートによる「戦争と美術」がスタート。
初回は、大谷省吾氏(東京国立近代美術館主任研究員)をお招きし、戦争画の基本概念を踏まえながら、戦後の民主主義の考え方から負の遺産として扱われてきた戦争画を近代美術館がどのように展示してきたかを解説していただいた。他のゲストとして、林 洋子氏(大原美術館特別研究員)、河田明久氏(千葉工業大学教授)、木下直之氏(東京大学教授)をお招きする。目が離せない講座である。